いまさらですが…さようならはてなハイク。

はてなハイクが終わってしまってもう1ヶ月以上経ってしまいましたね。

最後の日、もうログなんて残んなくてもいいからぶち上げろーーー!と言う感じの書き込みがひとしきり続いて、時間になった途端プツンと何も見えなくなったあの時、結構ショックだったんですよ。
世界終わる終わるって言いながらも、結局落ちてこなかった恐怖の大王とかマヤの暦みたいに、なんとなくしばらく見えてたり書き込めたりするんじゃない?っていう淡い期待が見事に裏切られたもんね。
もちろん、何処かの会社が営利目的で立ち上げているサービスはいつの日か終わっちゃうのは仕方ないしそういうものだっていうのもわかっちゃいるんだけど、なぜかハイクはいつまでも続くような気がしてたんだよね。
冷静に考えれば、どマイナーで、ほとんどお金にもならず、手間がかかって仕方ない面倒臭いサービスだったから早いとこ辞めちゃいたかったはてなさん側の都合もわからなくはない。
でも、何年もかけてじわじわと使い勝手よくして馴染んできたぬるま湯のようなハイクワールドは、多くのハイカーさん達(含自分)にとっては居心地のいい他とは変えがたいサービスだったのです。
途中、顔を見せなくなってしまった方々も多い中、最後までハイクにしがみついていた我々はすっかり流浪の民と化しております。
後続の疑似サービスとして有志の方々が作ってくださった場所も、ツイッターもインスタグラムも、なんだか微妙に居心地が違って、どこかに落ち着くこともできずフラフラと海月の如く漂っているのです。
複数のサイトをそれぞれ利用している方もいれば、すっかりどこかへ姿を隠してしまった方もいて、「ああ、アンテナに登録してたフレンズさん全員が揃うことはもうないんだなぁ…」と思うといと寂しきことこの上なし…なのです。
前にハイクは学校みたいだ、って思ってそう書き込んだことがあるのですが、学校だもの、卒業したら進学したり海外留学したり就職したり、どこかへ消えてしまったりして、もう同じ教室でみんなで笑い合うことはできないのは仕方ないのよね、とちょっとおセンチになったりします。
ハイクのおかげで知った物や事、音楽や食べ物、地方には届かない文化的な催しなんかもたくさんあって、私にとってはツイッターや他のSNSよりずっと役に立つ情報源でした。

つまり何が言いたいかというと…
ありがとうハイク、ありがとうハイカーさん、ありがとうはてな

本当は、できればもう何年かハイクを続けて欲しかったよはてなさん。
あー はてなさんの株を大量に買い占めてしまえばよかったのかな?
そのためには57億円ください! というネタをこれから一体どこに投下すればいいんだろう?

ハイクはネットの海に浮かぶ唯一無二の素敵な孤島でした。ムー大陸みたいに沈んじゃったけどね。
バイバイ、はてなハイク。楽しかったよ。


17onも、もうちょっとハイカーさん増えるといいな。
キーワードとidさんのお気に入り登録できてアンテナ使えるようになったから。
(と、こっそり宣伝してみたりするのも忘れない)